世にいう探偵は二種類ある

探偵事務所に就職

ひとえに探偵と言っても大きく分けて二つの職種がある

一言で探偵と言っても大きく分けて二つの職種がある。

一つは依頼を受ける経営側。

もう一つが調査員で依頼を受けたりせずに現場の仕事を遂行する役割である。

探偵事務所の経営者

基本的に現場には一切出ず、依頼を受けることに集中し、経営資源をそこに集中させている人物。以前は現場に出たこともあるだろうが、スチルカメラやビデオカメラの扱いは苦手なタイプが多く見受けられる。(管理人目線)

調査員

もっぱら現場で浮気調査を含む尾行調査や内偵と言われる聞き込みやネットを駆使して様々な情報を集めて、時には推理し、今までの経験則から答えを導く仕事。カメラ類や盗聴機器発見検査用機器、オートバイや車両の運転にも長けてなくてはいけないし、調査先の地理も頭に入れている。

上記のような役割分担があるのが一般的な探偵事務所や興信所だと思う。経営側は楽そうだなぁ、と感じるかもしれないが依頼を取ってこない限り経営は成り立たない。尾行がバレると仕事もダメになるし、依頼人に報告し辛くなるので金銭的・精神面での辛さがある。調査中も依頼人からの連絡が24時間入ってくることもあり、常に携帯電話を身から離さないし、土日や連休だろうと休んだ気がしないという人も多い。実際にほとんど事務所に出ている人も多い。

そういう精神面では調査員は楽だが、やはり張り込み辛い現場では精神が消耗するし、近所の目があるので同じところで張り込みすることはとても苦痛である。実際にやってみないと分からないのだが、結構な確率で警察に通報されたり近所の人に声をかけられたりするのが調査員だ。しかし現場を離れることは出来ないので本当に厳しい状況になることが多い。

こうした二つの役割に分けられるのが探偵事務所・興信所である。

仕事が入っても調査員が足りず、自ら現場に出向く経営者もいるが70歳近い人物も多く、若さも求められる尾行調査では現場に出ることも無いだろう。

経営側は昨今のネット事情にも詳しくなければならない

依頼を取ることに関してはインターネットの検索順位はとても重要なファクターを占める。検索上位に表示されるだけで探偵への問い合わせ量は大きく変化するからだ。

実際にネットで検索してみて欲しい。おびただしい数の探偵社のページと広告の多さに圧倒されるだろう。その中から相談に行きやすい探偵事務所を探すのに疲労してしまうこともあると思います。

だから検索順位の上位表示は重要で、経営者はその事についても日々勉強しなくてはならない職種なのである。