探偵の尾行のコツを少し教えます

尾行で重要なのは、「絶対にバレないこと。」「見失わないこと。」

そのために探偵業を営む者は普段も練習を重ねます。

その練習方法は至って簡単。

とりあえず街に出て、練習のための対象者を見つけます。

対象者を設定した後は、こっそりとばれないように尾行を開始。

ただしスキルが低いとバレてしまってトラブルの元となりますので要注意です。

決してプロの探偵以外の方は真似をしないでください。

ちなみに、いつも肝に命じている尾行のコツは、

①離れるときは離れ、くっつくときはくっつく。

②対象者を注視しない。常に視界の中に留めておく。

③絶対に対象者の視界に入らない。

以上の3点。

この3点が守れれば、対象者に気づかれることはありません。

尾行調査の詳細

①についていうと、離れるときは結構離れます。

対象者が振り返ったときに、対象者の視界で自分が認識できないくらいです。

普段の尾行の距離はこのくらいで行います。

そしてくっつくときはくっつきます。

人込みの中や、満員電車に乗り込むときなどは真後ろにいたりもします。

混雑している中においては、意外と真後ろは気づかれない場所だったりします。

見失わない距離感の強弱と、バレない距離感の強弱のバランスが重要ですが、一番難しいところでもあります。

②については、ガン見し続けていると何かのタイミングで感づかれた場合にバレやすくなります。

視界のすみっこに常に対象者を捉えておくことが自分の身を守りかつ対象者を見失わないリスクへの対応にもなります。

③については、対象者の視界に入ることがなければ、尾行実行者は対象者にとってはいないも同然のことです。

これはバレない尾行の鉄則です。

以上が尾行調査のコツです。

もちろん、ここで上げたコツがすべてではないとは思いますが、基本的なところだとこんなところでしょう。

ちなみに、一人で行う尾行もあれば、複数人で行うチーム尾行もあります。

チーム尾行にはまた違うマニュアルがありますが、これ以上は「秘密」ということで。

探偵事務所がどういった尾行調査を行うか。探偵の行っている尾行調査を実際の事例を元に、プロのテクニックをご紹介します。